みなさんこんにちはかるたです。今日も今日とてお金の話をしようと思います!
若い公務員の皆さんは安月給に苦しんでいることかと思います。ここ数年は人事院勧告で給料表の改定があったりで、少しずつ増えてはいるものの、いったいいつになったらまとまって基本給が上がるのか、前もって知っておきたいと思いませんか?
今日は給与条例別表第1でおなじみの給料表を用いて、一体いつ頃から基本給の上がり幅が増えるのかを調べてみたいと思います。
今日使用するのは鳥取県鳥取市の給料表。特に深い理由はありません(笑)
お馴染みのこのフォーマット。まずはこれらのデータをすべてエクセルに張り付けて少しきれいに整理してみましょう。
Excelのバージョンが古くて恥ずかしいですが、こんな感じに整理してみました。鳥取市は8級までありますが、どの級からお給料が上がりやすいのかを調べてみたいと思います。やることは単純。号俸が1上がるごとに基本給がいくらあがるのかを調べていくのです。例えばこの表でいうと1級1号俸から1級2号俸に上がるのにいくら基本給が上がっているのかを調べたいので、「=B3-B2」を算出する、というのをすべてのセルでやっていきます。実際にやってみます。
1号毎の上がり幅が1,900円を超える部分は分かりやすく赤色に、1,200円以下は青色にしてみました。パッと見でわかるかと思いますが、4級を超えたあたりから、1号俸あたりの上がり幅が2,000円を超えることが多くなっていますね。平均の昇給号俸は4号なので、毎年8,000円ずつは上がっていく計算です。それに引き換え1級から3級はあまり芳しくありません。
一部1級21号から24号俸まで2,600円~2,700円が並んでいますが、大卒公務員の場合、スタートが1級25号俸なので…入庁時点で恩恵を受けていることに。(あまり感じませんが。)
4級になるのは少なくとも30代後半からですので、噂通り若いうちの給料は低くて、年を取ればだんだん月給が上がるようになるというのは本当だったようですね。
残念ながら給料が頭打ちというのもこの表の8級27号俸以降を見れば明らかで、1号俸あたりの差が数百円になってしまっています。…。一番お得なリタイアタイミングを考えておくのもアリですね(笑)
と、いうことで今日は給料表を紐解いていくというマニアックなお話しでした。「給料はそのうち上がる…!」と思っているより、予め分かっていた方が、人生設計もしやすいかと思いますので参考になれば幸いです。
それでは、また。
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