町役場の部署別偏差値(出世編)

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総務部
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みなさんこんにちはかるたです。人事異動の時期が近づいて来ましたので、私が居た町役場の偏見たっぷりな部署別偏差値(出世編)を考えてみました。※もちろん個人の見解かつ、私の町の場合ですのであしからず。激務編もぜひご覧ください。

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偏差値の基準(偏見たっぷり)

偏差値といっても尺度によっていろいろ見方がことなりますので、今回は以下基準で選んでみました。

  • 仕事ができる、と言われている人がよく行く部署
  • 私の働いていた町役場内の噂(主に飲み会ベース)

なので、出世偏差値と言ってもいいかもしれません。ただし、新卒で配属される場合は除きます。3つ目、4つ目に行く部署が偏差値が高い部署なら大分期待されている職員と言っていいと思います。

今回の対象部署とその部署のなんとなくの説明。

自治体によっては色々な特色ある部署もあるかと思いますが、今回は一般的な以下部署で考えてみたいと思います。これまた私の偏見で各部署の業務内容付き。

総務課
市町村長のおひざ元。人事や給与などの職員管理のほか、他の課の担当ではないことが多く回ってくる。

政策課
総合計画に代表される、市町村の未来を考える部署。複数の自治体と連携して考えなくてはいけないこともここで担当。

財務課
市町村の予算管理や入札執行などを行う。最近はふるさと納税業務を兼務している一面も。

システム課
市町村のシステム調達や、職員からの問い合わせヘルプデスク。マイナンバー関連業務が増大中。

税務課
やっかいな住民と多くかかわる税金関係の部署。月に1回、怒号が聞こえます。確定申告が始まることにおびえています。

住民課
住民票やマイナンバーカードの発行など町民と一番かかわる部署。ここもやっぱりマイナンバーカードやマイナポイントに絶賛振り回されていてかわいそう。

福祉課
住民福祉系部門。妊婦さんに乳幼児、おじいちゃん、おばあちゃんと。幅広い住民と携わる。

産業振興課
観光系部門と地元農業なんかの部門。農業委員会担当が組み込まれているところも多い。

防災課
みんなが行きたくない災害対応部門。震度によって出動しなくてはいけないので、震度3と震度4の差に敏感。

地域整備課
公園や道路、都市計画管轄。ザ・現場部門1。

上下水道課
浄水場や上下水道管理。ザ・現業部門2。

会計課
支払事務チェックや指導。利子運用。

教育課
いわゆる教育委員会のおひざ元。別組織扱いなので、この部署で教育委員会全体のことを大体やる。けど、市町村部局の基準に沿ってやるのがふつう。

生涯学習課
教育委員会所管。文科系スポーツ系施設は大体ここにぶら下がってるので出先が多い。一つの課だけど職員が点々としているので大変。

議会事務局、選挙管理委員会、監査事務局
こちらも町役場とは一線を画す部門。必要最低限の人数。場所によっては別の課と併任されている場合も。

とある町役場の出世偏差値

☆☆☆期待の職員が多い部署
 総務課、政策課、財務課

これは、どこも同じじゃないでしょうか。うちの50代職員はこの3つを合わせて御三家とよんでました。自治体によってはこの部署の課長はほかの課長より管理職手当が高かったりします。管理職としていく場合はもちろん、主任や主幹レベルでこの課に異動となる人はかなり期待されていると思っていいでしょう。私の居た町もできる人しか居なかったです。

☆☆注目の職員が多い部署
 税務課、産業振興課、システム課

ここからは自治体によって差が出てくるかと思いますが、うちの町ではこの3つかな、と。

まず税務課ですが、住民を相手にお金を扱う部署には変な職員を置いておけないです!税金を喜んでお金をおさめに来る人なんていませんので、絶対に間違いを起こしてはいけない部署。ストレスは多いかもしれませんが、公務員としての資質を求められる部署なので、注目の職員が多め。

産業振興課は、町を盛り上げていく最前線の職員が集まる場所。地域おこし協力隊の方々と協力して新しいことをたくさんやっている自治体も多いのではないでしょうか。地域の独自性をどんどん出していかなくてはいけない時代ですので、うちの町では注目の部署。のちの政策課職員になるイメージです。

システム課は、失敗が許されない部署。システム課が扱うシステムは住民情報やら税務情報やらのぜったいに止めることはできない代物。最近はマイナンバー業務も増えて大変。この部署は専門性の高さから、経験を積んだ職員よりシステムに強い職員がいく珍しい部門。

☆普通の職員が多い部署
 住民課、福祉課、防災課、地域整備課、上下水道課、教育課

普通の職員が多い、というか誰でも行く可能性があるというか、機械的人事異動が多いイメージ。もちろん、各部署に5年以上在籍するベテランプレイヤーは居て、それ以外の人たちはコンスタントに異動するイメージです。課の職員自体も多い課ばかりなので、1年目の職員が多く配属される部署。ただ、ここで活躍してしまうと、出世コースに行くかあるいはここのベテランになるかの2択になるイメージ。

少し変わった人が多い部署
 会計課、生涯学習課

誰かごめんなさい。ですが、うちの町の場合のイメージですので気にしないでね!

会計課はうちの場合、正直だれでもできる仕事を所掌していました。日々の業務を淡々とやって、間違っているものはその部署に連絡。そして月に1回、監査員的立場の人から事務内容を見られて指導を受け、それを職員につたえる。そんなでした。本当はここに1度しっかりした職員が配置されれば、全体の支払い事務効率をアップできるのではないかと思うのですが、あんまりあんまりな職員が集まるとこになってしまっているイメージです。

生涯学習課は教育委員会の出先、ということで、なんか事故があった職員が行きつく場所のイメージです。なんか事故とは、職員同士の何かとか、政治的何かとか、その人の人となりの何かとか。あ、あれです。露骨な人事異動のやつです(笑)露骨だなぁー。

と、いうことで偏見たっぷり目でお送りしました。人事異動は御三家目指してガンバレ!

それでは、また。

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