こんにちは、ほぼ1年ぶりに帰ってきました。飽き性のかるたです。
自治体職員の皆様、ゴールデンウィーク満喫できていますか?わたしはもう、それはもう、ぐうたらです。そんな自分にムチを入れて、またちょっとずつでも更新していければと思います。
さて、いきなりですが、あなたは、「Microsoft Office製品に足りないもの」と言ったらなんだと思いますか?
私はズバリ、「お絵描きソフト」だと思います。
お絵描きと言っても、pixivに上がっているような、心ときめく美麗なイラストとかではありません。例えば業務や催しのポスターとか、チラシとか、はたまたホームページのロゴとか、バナーとか、SNS掲載用のアイキャッチ画像とか。そういうものを作るのソフトウェアが無いのです…。
みんな、ワードやパワポ、パブリッシャーで頑張っているのです( ^ω^)…
もちろん、ワードやパワポ、パブリッシャーでも工夫すれば良いものはできます。私もいろいろと駆使していました。ですがやっぱり、餅は餅屋です。
そんな、今日のテーマは「Adobeが無い?諦めないで!オープンソースソフトウェアGIMP(ギンプ)を自治体に導入せよ!」です。
AdobeとGIMP
Adobeは皆さまご存じのとおり、画像加工のPhotoshopとかベクター画像のillustratorとか映像編集のpremiereを開発している会社です。個人でも月5千円ほど(通称:Adobe税)ですべてのソフトウェアが使用できる代物。
もちろんAdobe製品が入るに越したことはないのですが、有料なので中々に導入までのハードルが高いのが正直なところ。
LGWAN環境では、ライセンス認証通すのも難しいかもしれません。
それに対してGIMP(ギンプ)は、無償で提供されるオープンソースソフトウェア。凝ったことをしなければそれなりのことが手軽にできます。
文字の可視性を圧倒的に上げる縁文字も簡単にできます。
もちろん、前述したとおりパワポでも少し工夫すればできます。
ですが、あくまでもパワポで行っているのは代用。レイヤーの管理が大変ですし、画像の切り抜きもなんちゃって機能しかないですし。(プレゼンテーションソフトに求めるのがそもそも間違っているのですが。)
まとめ
今や自治体職員ならどの部署にいても避けては通れない情報発信。
その一助となるGIMPを導入するのはどうでしょうか。
とは言え…情シスへの交渉が必要!
情報システムの担当に話しても、ダメって言われそうだし辞めとこうかな…なんて思う方もいるはず。いや、あの人に頼んでもぜったい無理っしょ、って(笑)
そんな時こそ、公務員人生で避けては通れない「交渉術」を使うときです。
もし私がGIMPを導入したいとなったら、以下点を情シス担当にぶつけます。
・無償のオープンソースソフトウェアである点。
→LINUXだってApacheだって無償のオープンソースソフトウェアですよねーなんて言ってみる(笑)
・インストール時にインターネット接続は必要無い点。
→業務用LGWAN環境に入れてくれるだけでいいです、その後のアップデートは必要ありません。
・情報発信業務において、画像編集は不可欠である点。
→わかりやすい画像や見やすい画像は、ホームページのアクセス数やSNSのインプレッション数を増やすのに大事な要素です。
・そして情シス側のメリットを提示
→情シスさんで導入したSNSですが、更新が滞っているみたいですね。これを機にGIMPが広まれば、活用されるようになるかもですよ?
情シス担当を少し融通聞かない悪い人のように書いてしまいましたが(笑)
個人的に情シス担当は苦労人が多いと感じていますので、新しいことをやりたいって人を応援したい人が多いと思います。
また、情シス担当の人も、「ほんとはこういう便利なソフトウェアもあるけど、みんなに使ってもらえるかどうか不安だし、独りよがりな考え化もしれないし…。」なんて思っていたかもしれません。意外と、うれしがられるかも。
ということで、まずは、GIMP導入について情シスに提案してみましょう!
仮にGIMPが導入されて、庁内に広まっていけば一種の実績となります。うまくいけばadobe製品の導入にもつながるかも!それでなくとも、公務員に無くてはならない交渉術の練習になるし、いろいろと良いことづくめだと思います。ぜひお試しあれー。
コメント